いよいよ本番

細かく説明すると生々しいのであれなんですが
割と覚悟完了状態です
いろいろな毛も剃られたし

まな板の上の鯉の鱗とるみたいな(違う

しばらく書き込めないかなと思うけど
早くリハビリして書けるようにしよう

落ち着いたら加筆修正してコンテンツにした方が良さそう
なんか取り留めない感じになっちゃったし…

ようしガルバンゾ!(ひよこ豆

歩くということ

麻痺してからパタパタと歩く癖が付いているようで
リハビリで何度言われても治らずじまい
病院内を1時間歩き回って練習するも確かにパタパタしている

消灯時間になったのでイメージトレーニングをしつつ寝る

次の日のリハビリで骨盤や腹筋のトレーニングをしている時
骨盤を前方に、腹筋をやや後方に意識し、かつ関節をはめ込まないで
筋肉によって立つようにしたところ(わかりづらい

突然『足の裏で地面を掴む』という感覚が蘇り
重心が足の間に確かに存在するのが実感できるようになった
足と体が筋肉によって連携されているのが感じられた

あれ、歩き方を思い出したような気がする!

理学療法士の方にそう告げて試しに歩いてみると
さっきまでパタパタと歩いていたものが急に改善して
ほとんど音も立てずスムーズな体重移動で歩けるようになっていた

かかとから足の外側を通り親指に抜ける体重
左右にふらついていた体の軸もほぼブレなくなり
全く問題ない歩き方になった

なんで?
理学療法士さんと二人で首をかしげるばかり
いや本当にかしげると大変なので比喩表現なんですけども

ともかくなぜか突然普通に歩けるようになりました
ただし骨盤を意識しないとダメなんですけどね
人体って不思議だなあ

リハビリ諦めなければ突然こんなこともあるもんなんですね

じわじわ

手術の日程も近づき検査も増えてまいりました

造影CTという血管の詳細な構造を把握する検査に挑みまして
副作用覚悟してね?的な誓約書にサインをします
(1/500で強い副作用、1/40万で死
やや微妙な死亡率を気にしつつもサイン終了

予定より3時間早く検査開始となり心の準備もないまま
検査室へと入り機械に横たわります

遠隔操作で注入できるマシンに収まった造影剤入りの点滴を腕に挿し
厚手のビニールで体や顔をがんじがらめに固定されてCT入りです
スーパーのパック肉ってこういう気持ちなのかな(個人の感想です

機械はウニョウニョ動いてるけどいつ撮影が始まるのか
はたまたもう始まっているのかわからないまま時は流れて
しばらくして突然熱くなる体幹!

造影剤入れると熱くなるっていうのはこれか!
本当に熱い!

はいお疲れ様でした〜と言われて終了
結局いつ始まったのかはわからないままでした

先達

リハビリルームで頑張っている時にいつも一緒の時間になる人がいて
たまたま目の前で向うむきにリハビリをしていました

首を見ると僕と同じ病気の手術跡がありました
一ヶ月ほど前に手術をしたそうでまだ全快とは行かないまでも
ほとんど普通に行動できているように見えました

なんだか手術して一ヶ月でここまで回復できるのかあとか
跡もほとんど綺麗になるんだとか
手術後に対しての希望がかなり膨らみました

でもまずは手術前に出来ることを全部やっておこう!