歩くということ

麻痺してからパタパタと歩く癖が付いているようで
リハビリで何度言われても治らずじまい
病院内を1時間歩き回って練習するも確かにパタパタしている

消灯時間になったのでイメージトレーニングをしつつ寝る

次の日のリハビリで骨盤や腹筋のトレーニングをしている時
骨盤を前方に、腹筋をやや後方に意識し、かつ関節をはめ込まないで
筋肉によって立つようにしたところ(わかりづらい

突然『足の裏で地面を掴む』という感覚が蘇り
重心が足の間に確かに存在するのが実感できるようになった
足と体が筋肉によって連携されているのが感じられた

あれ、歩き方を思い出したような気がする!

理学療法士の方にそう告げて試しに歩いてみると
さっきまでパタパタと歩いていたものが急に改善して
ほとんど音も立てずスムーズな体重移動で歩けるようになっていた

かかとから足の外側を通り親指に抜ける体重
左右にふらついていた体の軸もほぼブレなくなり
全く問題ない歩き方になった

なんで?
理学療法士さんと二人で首をかしげるばかり
いや本当にかしげると大変なので比喩表現なんですけども

ともかくなぜか突然普通に歩けるようになりました
ただし骨盤を意識しないとダメなんですけどね
人体って不思議だなあ

リハビリ諦めなければ突然こんなこともあるもんなんですね

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